このページではウランとウランガラスの歴史を簡単に紹介しています。

 18世紀末にウランが 発見されてから約40年後にウランガラスが発明され、19世紀後半から20世紀前半にかけてウランガラスはヨーロッパやアメリカ、さらに日本でも数多く作られたのですが、1896年にウランの放射能が発見され、さらに1939年にウランの核分裂が発見され、ついにウランを原料として原子爆弾が作られるようになるに伴い、ウランガラスの生産は急速に減りました。
 現在でも、アメリカやチェコなどではウランガラスが作られていますが、その量は比較にならないほど少ないものです。もし、ウランの核分裂が発見されなかったら、ウランガラスは今でも私たちの日常生活にごく普通に使われていたことでしょう。なお、日本でも最近、人形峠のウランを用いてウランガラスが作られるようになりました。

 

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